電験三種難しい諦めた分からない!モチベーションを保つ解決策は?
こんにちは、若葉です。
電験三種の試験合格を目指して頑張ってきたけど、モチベーションが保てなくなり諦めたくなることは、とても多いです。
私も何度も諦めようと考えました。それでもこの記事に書いてあることを試したりしながら、何とか3年間かけて合格することができました。諦めず勉強を続けて本当に良かったと思います。
この試験を受ける方が1回は考える「諦める」という気持ち。今回は、そんな気持ちになったとき試してもらいたいことを紹介します!
それでは、どうぞ!
電験三種諦めてしまうのはどういう時?
電験三種は合格率10%程度の難しい資格で、取得するには平均1,000時間程度の勉強が必要と言われています。
電験三種受験するのはどういう人?
電験三種は実務経験や学歴要件を満たせば、試験免除の認定申請を行うことができます。
学歴要件を満たしていれば、試験ではなく実務経験を積むことで免状申請を行うことができます。
- ステップアップ・キャリアアップ
- 電気系学科の学生
- 趣味・興味
- 実務で必要となる方
- 会社などから取得依頼 など
当てはまらない方もいますが、自発的かそうでないかや電気関係の基礎知識があるかによって、モチベーションを維持することにも影響してきます。
電験三種諦めてしまう理由は?
- 試験範囲が広い
- 計算問題や覚える公式が多い
- 設備のイメージがわかない
- モチベーションが保てない
4科目の全てに計算問題があります。
理論から試験勉強を開始する方が多いですが、電気・電子回路でつまずいてしまうと先に進めず、勉強することのモチベーションも低下します。
実務で実際に送電・配電などを経験している場合は比較的イメージしやすいのですが、そうでない場合は覚えることに苦労して諦めてしまう原因となります。
計算問題が多くて覚えることがたくさん……
覚えられないよ
分からない項目を整理してみよう
範囲も広くイメージも分からないことから、モチベーションを保てなくなり諦めてしまう。諦める理由は人それぞれ違います。
理論科目から始めると計算問題が苦手の人はつまずいてしまい、その後の科目に取り掛かる前に挫折をしてしまいます。まず、自分が何が得意で、何が分からないのか一度整理することをおすすめします!
この他にもいろいろな理由がありますが、この項目を解決できるだけでも試験合格が近くなりますよ。
電験三種分からない時の解決策は?
分からなくて諦めそうになった時、効果があった解決策を紹介します!
前提として、電験三種の勉強は時間もかかるため、何度も諦めてしまいそうになります。その場合は無理をせずしっかり休憩をして、気晴らしに別の科目を進めてみたりすることも大切ですよ。
理論・機械など計算問題や公式が覚えられない
試験勉強をしていると直流・交流などの基礎公式から三相・回転機など複雑な公式が多く出てきます。計算式は高校で習う数学レベルなのは分かっているのですが、忘れてしまっている方も多いです。
私が経験してきて、計算問題や公式でつまずく時はテキストが自分に合っていないことがありました。
基礎的なことは理解されている前提として、省いてしまっているテキストもあります。これはその部分も記載するとページ量が増えてしまうことも原因です。
全く分からない方は、イラストが多く使われているテキストがおススメです。
しかし、同じページ数でイラストが多い分演習問題が少ないこともあるので、その場合は問題集でカバーすることも必要です。
また、そもそもの話として数学の基礎知識がある前提のテキストが多いため、忘れてしまっている方は各科目の勉強の補助として数学のテキストがあると良いです。
私は工業高校出身の同級生に、高校で使用していたテキストを借りました。
実はこれが大正解で、高校の数学や電気回路のテキストはとても丁寧で分かりやすく記載されていて理解できました。
また、可能であればシリーズは1種類でなく複数購入すると理解が深まります。
私は3種類のシリーズと複数種類の問題集など、合計20冊近く購入しました。
買いすぎと思いますが色々なシリーズのテキストを読むと「こっちは詳しく書いてあるのに、こっちはこれしかないからつまずく人がいるだろうな」って感じることが多かったです。
これは本当にそう思います。基礎知識が人によってバラバラなので、自分に合ったテキストに出会うことは本当に大切です。
設備のイメージが想像できず分からない
実務で経験していたり、学校などで実際に設備を見たことがあるとイメージがしやすいのですが、私は畑違いの設備管理を行っていたため、発電・回転機など設備イメージが全くできませんでした。
計算問題などは公式が分かれば答えを導き出せますが、特に電力の科目の文章問題は苦手でした。
イメージをするために次のことが解決策となります。
もう実践している方は多いと思いますが、YouTubeなどは非常に効果的です。
その他、施設へ見学に行ってみることが予想外におすすめだったりします!
10年程前は、東京の渋谷にある「電力館」がとても参考になったのですが、残念ながら閉館してしまいました。
現在見学できる施設は、電気事業連合会の電力資料館・PR館情報など参考に出かけてみるのも気分転換になって良いですよ!
テキストや問題集などの机上勉強だけでなく、映像や見学など勉強の方法を変えてみることも楽しいですよ!
モチベーションが保てない
これが一番諦める原因ですね。
試験範囲も広く、分からないことで先に進めることができなくなったときに諦めたくなります。
無理をせず休憩を取りながら行うことは良く言われますが、それでもモチベーションが保てなくなったときはどうしたらよいか紹介します。
モチベーションが保てなくなることは誰にでもあります。
それは、分からないことが聞けなかったり、独学で勉強している人も多いため孤独を感じることが理由の1つです。
励ましてくれる仲間や、刺激がある何かがあれば良いですが、周りにそういう方や方法がなければSNSを使うことも有効です。
SNSは誰かと相談したり励まし合ったりする使い方でも良いですが、見ているだけでも効果的ですよ!
- 頑張っているのは自分だけでない
- 分からないところを同じように分からないと思っている方もいる
共感や同じ目標に向かって頑張っている人を感じられるだけで、自分ももう少し頑張ってみようと思えます。
みんな同じように感じながらも頑張っているのを感じるとやる気も出てくるね!
それでも分からなくてモチベーションが保てないときは?
いろいろやってみたけどモチベーションが保てなくなった場合は、電験三種の試験については一度離れて休むことをおすすめします。
また、電気系の別の資格にチャレンジすることも有りですよ!
まとめ
電験三種の試験勉強を行っていると、諦めようと思うことは誰しもが考えてしまいます。諦めてしまう人も多くいる試験が電験三種です。
それでも苦労して資格合格し、免状を取得した時の嬉しさは想像以上ですよ!
この経験は、これからの業務や自分自身の自信につながります。諦めそうになったとき、紹介した内容を実践してみるのはどうでしょうか?
1年に2回受験ができるようになったことやCBT方式試験の導入など、チャンスも増えました!
今後はますます需要が高まる電験三種、ぜひ試験合格をして免状を手に入れましょう!
読んでいただいてありがとうございます!
新しく何かをはじめようとしているあなたを応援します。
それでは、若葉でした。