ITエンジニアとは?わかりやすく種類や年収を徹底解説!
こんにちは、インフラエンジニアの若葉です。
ITエンジニアってどんなエンジニアのことか分かりますか?
IT(Information Technology)というのは、情報技術というインターネット、コンピューターやデータ通信などネットワーク全体のことで、ITエンジニアはそれに関わって開発や構築、運用をするエンジニアの人たちのことです。
ITエンジニアというのは、関わっている業務分野によってたくさんの種類があり、ITエンジニアになりたい方はエンジニアの種類を理解しないまま業務を行うと「自分のやりたいことと全然違う……」ということになります。今回は、ITエンジニアの種類や業務内容、さらには気になる年収までわかりやすく紹介します。
最近新しいAI技術分野ができました。未経験でもOKなこちらの分野を是非読んでみてください。
これは本当におすすめです。
エンジニア経験者の方は、こちらの記事も読んでみてください。
ITエンジニアとは?
ITエンジニアには色々な種類がありますが、そもそもITエンジニアとはどういうことなのか紹介します!
ITエンジニアの仕事内容
情報技術を取り扱うエンジニアを総称して「ITエンジニア」と呼んでいます。皆さんが利用しているWEBページや、いろいろなデータベース。更には自宅に接続されている光ケーブルや端末機器など「IT基盤」と呼ばれる設備やネットワークなど、分野ごとに専門のITエンジニアが関わっています。
この記事を読み進めていくと、細かな分野のエンジニアについて分かりますよ!
ITエンジニアのやりがいや将来性は?
IT・インターネットが無い世界は想像できますか?
SNS、ショッピング、ゲーム、家電や自動運転の車まで、ITは生活の一部になっています。
自分が関わったシステム開発、ネットワーク設備、利用したサービスでお客様の喜んでもらった反応など、エンジニアの種類は違ってもその1つ1つの結果の達成感が味わえます。
将来はいろいろなことに挑戦ができる分野。スキルを磨けばフリーエンジニアとして自分の腕で多く稼ぐこともできます。とってもやりがいがありますよ!
ITエンジニアの年収は?
エンジニアの種類やフリーランスなど、働き方によって違いますが、求人ボックス給料ナビによるとITエンジニア全体の平均年収は約494万円で、日本の平均年収と比較すると高い傾向にあります。
記事の後半で、ITエンジニアの種類を紹介しますが、エンジニア種類別の平均年収は求人ボックス給料ナビによると次のようになっています!
エンジニア種別 | 平均年収 |
---|---|
フロントエンドエンジニア | 約595万円 |
AIエンジニア | 約592万円 |
インフラエンジニア | 約546万円 |
クラウドエンジニア | 約597万円 |
システムエンジニア | 約525万円 |
ITコンサルタント | 約644万円 |
エンジニアはこの他にも種類はありますが、平均的な年収は約500~600万円です。
しかし、スキル次第で引く手あまたな業界。有能なエンジニア、フリーランスエンジニア、ITコンサルタントなど経営にアドバイスできるプロフェッショナルエンジニアは、1,000万円以上なども多くありますよ!
ITエンジニアの就職先は?
ITエンジニアは、メーカーやシステム開発会社、ソフトウェア開発会社など一般的にありますが、最近はどんな職種でも社内SEが重宝されたり、クラウドシステムにより在宅・場所に捉われず業務ができることも増えています。
未経験の場合は、自分がやりたい分野のエンジニアとして数年間実務経験を積み、どういうキャリアパスを描くか考えることも大切です。
ITエンジニアの技術は日々進歩しているため、エンジニアとして少し離れてしまうとすぐに置いて行かれて分からなくなってしまいます。思い立ったら行動してITエンジニアの業務に関わることが必要です!
ITエンジニアの種類を4つに分類
ITエンジニアの種類は細かく分けると20種類などに分かれますが、ここでは大きく4つの分類に分けています。
それぞれ説明しますね!
開発エンジニア
ITエンジニアって、パソコンを使って一心不乱にプログラミングをしている人……を想像する方が多いかもしれませんが、そのエンジニアはこの開発エンジニアの人たちです。
はじめて聞くエンジニア種類もある
どういう仕事内容なのかな?
フロントエンドエンジニア
WEBデザイナーさんの設計したデザインをもとに、WEBサイトなどで「ユーザが見る部分」を担当するエンジニアです!
WEBデザインを兼ねるエンジニアもいます。
バックエンドエンジニア/サーバーサイドエンジニア
フロントエンドエンジニアが、「ユーザが見る部分」を担当するのに対し、「目に見えない部分」のWEBサーバーやプログラムなどを担当するエンジニアです。サーバーサイドエンジニアとは厳密には違いますが、同義で扱われることが多いです。
AIエンジニア
AI(人工知能)という言葉はよく聞くようになりました。AIを使ったシステム開発やデータ解析などを行うエンジニアで、最近は非常に人気があります。
AIエンジニアに限らず、IT系のエンジニアには数学的知識が必要になることが多いですが、AIエンジニアは機械学習やディープラーニング、データ解析などの知識やスキルが必要になります。
エンベデッド(組み込み)エンジニア
家電、自動車などの機械に組み込まれるコンピュータを制御するシステムを設計開発するエンジニアです。
以前は独立したシステムが多かったですが、最近はインターネットを経由したデータ連携を行うことも増えています。
ソフトウェアもハードウェアの知識も求められます。
インフラエンジニア
「インフラ」とはインフラストラクチャー(Infrastructure)の略で、人々の生活を支える基盤や基盤構造という意味です。
電気・水道・ガスなど生活の欠かせない基盤のイメージをすると分かりやすいですね。
IT分野の基盤を支えている人がインフラエンジニアです。こちらの記事で詳細解説しています。
名前は聞いたことあるけど、それぞれどういうことをするエンジニアなのかな?
ネットワークエンジニア
コンピュータやサーバー、スイッチなどのネットワーク機器の選定などネットワーク機器全体の設計や構成を構築、運用保守するエンジニアです。ルーティングなど効率よく通信が行える環境や設定を担当します。
最近はクラウドシステムの普及により、ネットワークエンジニアも下記のサーバー・クラウドエンジニア知識も必要になっています。
サーバーエンジニア
サーバーエンジニアとは、サーバー設計や構築、設定など運用業務全般を行う仕事です。サーバーにはWeb、データベース、ファイルサーバーなどの種類があり、OSなど要望する構成のスペックや費用、最適な構成で設定をする幅広い知識が要求されます。
データベースエンジニア
データベースの開発・設計、運用管理を担当するエンジニアです。最近はビッグデータを活用した企業も多くなっておりニーズが高まっています。
クラウドエンジニア
クラウドサービスを使ったシステム構築や運用を担当するエンジニアです。仮想化技術やネットワーク、サーバーの知識が必要となり需要がとても多いエンジニアです。
セキュリティエンジニア
セキュリティを配慮したネットワークやシステム設計、外部のIT攻撃(サイバー攻撃)から守ることや、セキュリティの改善や強化を提案するエンジニアです。
自社設備のセキュリティだけでなく、いろいろな企業のシステム脆弱性診断などの働き方もあります。
こちらも非常にニーズが高いエンジニアです。
管理系エンジニア
管理系エンジニアは、ITエンジニアとして業務をした経験者が担当することが多いエンジニアです。
組織やチームをまとめたりするエンジニアのことかな?
ITコンサルタント
ITエンジニアとして知識や経験を用いたアドバイザー、コンサルタントとしてIT戦略や経営戦略を提案する業務。IT分野は技術進歩が早いため、常に新しいことにアンテナを張って、お客様がもとめる最適な提案ができるスキルも必要ですが、やりがいはとてもあります。
システムエンジニア(SE)
お客様の要望をヒアリングして要件定義、プログラムやソフトウェア仕様書を作成。開発チームの管理やテストを担当するエンジニアです。予算や人員などマネジメントもSEの業務になります。
プロジェクトリーダー・プロジェクトマネージャー
プロジェクトリーダーが現場の責任者としてチームを指揮します。上記の色々な開発エンジニアの業務調整や自らもコーディングなどの業務に携わるマネジメントとエンジニアを掛け持つ場合もあります。
プロジェクトマネージャーはプロジェクト全体の計画策定、進捗管理、人員や予算確保など、より上流工程を担当します。
その他のエンジニア
その他のエンジニアとして、営業系のセールスエンジニアやサポートエンジニア、社内SEなどのエンジニア担当がいます。
こちらの記事でサポートエンジニアを紹介しています。
まとめ
ITエンジニアの種類や年収などを解説しました!
IT分野にはたくさんのエンジニアが関わっていて、役割も業務もさまざまです。
未経験の方でITエンジニアになりたいと思っている方は、エンジニアの種類や将来のキャリアパスをイメージしてITエンジニアを経験してみることをおすすめします。年収もスキルも自分の頑張り次第で大きく変わります!
未経験であれば
読んでいただいてありがとうございます!
新しく何かをはじめようとしているあなたを応援します。
それでは、インフラエンジニアの若葉でした。